腸内環境が身体を作る
先日、健康番組で特集されていたものをご紹介させて頂きます!!
健康長寿の人の腸内細菌とは?
腸内細菌研究45年、理化学研究所特別招聘研究員農学博士の辨野義己(べんの・よしみ)先生によると「健康で長寿の方達の腸の中には、ある菌が多いことがわかった」とのこと。
世界最高齢の記録を持っていた泉重千代さんと本郷かまとさんを排出した、鹿児島県・徳之島で元気なご長寿さんの腸内細菌を調べたところ“大便菌”と“ビフィズス菌”が多かった。
長寿菌とは?
辨野先生は健康な高齢者に多いこの「大便菌」と「ビフィズス菌」を『長寿菌』と名付けた。「大便菌」は、腸の粘膜を修復して免疫力を高めてくれる。「ビフィズス菌」は、食べ物の消化など腸の動きを活発にしてくれる。つまり「大便菌」と「ビフィズス菌」が多いほど、腸内環境が整い免疫力が上がるので、健康で長生きできるという!
長寿菌を増やすには?
辯野先生によると長寿菌を増やすには、“食物繊維”と“乳酸菌”を含む発酵食品を摂ることだという。長寿菌を増やすには毎日20g以上の食物繊維が必要とのこと。
※出典:厚生労働省 平成27年「日本人の食事摂取基準」トマト、人参、きゅうり、レタス、キャベツ各々100gずつのサラダを食べても、食物繊維の摂取量はおよそ7.8g。
※出典:日本食品標準成分表2015年版【七訂】1日の食物繊維の摂取量は平均15g。
※出典:厚生労働省 平成27年「国民健康・栄養調査」辨野先生によると乳酸菌はヨーグルトだと1日300g摂ったほうが良いとのことなのだが、あるデータによると1日に食べるヨーグルトの量は約40g。
※出典:(独)農畜産業振興機構 平成27年度牛乳・乳製品の消費動向に関する調査つまり長寿菌を増やすには、食物繊維と乳酸菌の、両方が足りていない!
スーパーフード“水キムチ”
健康長寿の研究を続けている、お茶の水健康長寿クリニック 白澤卓二(しらさわ・たくじ)先生によると「食物繊維と乳酸菌、一緒に含んだ食品は水キムチ」だという。
「水キムチ」とは韓国の伝統的な家庭料理で、乳酸発酵させた汁気が多い漬物。水キムチは汁を飲む漬物。汁には乳酸菌が多く含まれている。
「長寿水キムチ」の作り方
材料
- 小松菜…250g(2束)
- お米のとぎ汁…2カップ(400ml)
- 塩…小さじ2杯
- リンゴ…1/2個
1お米のとぎ汁に塩を入れて軽く温める。
2密閉できる袋に塩もみした小松菜と一口大に切ったリンゴを入れて人肌まで冷めたとぎ汁と一緒によく揉む。
3半日ほど常温で置いておいて、乳酸発酵して袋が膨らんだら完成。
※冷蔵庫で1週間保存可能
とぎ汁に含まれる糖分は乳酸菌を増やしてくれる役割がある。リンゴは、乳酸菌を増やす糖分に加えて食物繊維も豊富な食材。小松菜は食物繊維、カルシウム、ビタミン、ミネラル成分、鉄分が豊富で“天然のマルチサプリ”と言われる野菜。塩もみすれば、カサが減って無理なく食物繊維を摂ることができる。
「長寿水キムチ」を小鉢一杯、普段の食事と共に3食食べれば、長寿菌を増やすために不足している食物繊維と乳酸菌がとれる。
皮膚は内臓の袋とも言われていてお肌にも大きく影響します。
腸活始めましょう!!
日浦
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